はじめに
うい!NTAKOです。今回は、操作画面がわかりやすい動画編集ソフト「Filmora」のデスクトップ版を使って、モジールで作成したテキストアニメーション素材を合成する使い方を解説します。Filmoraのスマホアプリ版での使い方はコチラで解説しています。
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テキストアニメーション素材の作成
はじめにテキストアニメーション素材を作成します。「モジール」のページからテキストアニメーションのテンプレートを選択して編集します。
https://ntako.net/mojiil-jp/
ここでは【回転バウンス(横書き)】のテンプレートを例に制作を進めます。【回転バウンス(横書き)】のテンプレートをクリック。
テンプレートを開いたら、左側の設定項目で文字を打ち替えて編集します。フォント、サイズ、位置、アニメーション時間、カラーなど、お好みで設定します。【再生】をクリックして編集したアニメーションを確認します。
テキストアニメーションが作成できたら、Filmoraで読み込んだ時に背景が透過するように【背景を透過】にチェックを入れます。これでテキストの背景が透過した状態になります。【ダウンロード】をクリックしてテキストアニメーション素材を保存します。処理にかかる時間の目安は30秒~2分くらいなのでそのまま放置して待ちます。
処理が終わるとファイル保存が表示されるので、名前と保存先を入力して保存します。これでテキストアニメーション素材が1つ保存できました。その他の文字も作成する場合は同様の作業を繰り返して作成します。ここでは一例として、下記の4つのテキストアニメーション素材を作成しました。全てのテキストアニメーションが保存できたらFilmoraの動画編集で合成を行います。
Filmoraで合成
では、Filmoraで合成します。まずは通常の動画編集について。ベースとなる動画や画像素材の上にモジールで作成した背景透過のテキストアニメーション素材をそのまま重ねるだけで合成することができます。テキストアニメーションも単純に動画素材として扱うことができるので、アニメーションのタイミング調整などもスムーズに行うことができます。FilmoraはGIFアニメーション素材の再生もスムーズに行えます。
フリーズフレーム(一時停止)でテキストの表示時間を伸ばす
モジールで作成したテキストアニメーション素材の長さは最大4秒です。ですが、動画の中で静止したテキストとして表示を継続したケースはよくあります。Filmoraなら、一時停止を設定してテキストの時間を簡単に伸ばすことができます。
1.再生カーソルをテキストアニメーションの最後のコマに移動し、テキストアニメーション素材を選択。【速度】をクリックして【フリーズフレームを追加】を選択します。
2.再生カーソルの右側にフリーズフレーム(一時停止)が追加されます。追加されたフリーズフレームの右上端をドラッグすることで一時停止時間を伸ばすことができます。
スロー再生と早送り再生
モジールで作成したテキストアニメーション素材の速度をFilmora上で変更することもできます。Filmoraの再生速度変更方法は以下となります。
スロー再生:スロー再生にするテキストアニメーション素材を選択し、【速度】をクリックして【遅く】から速度の倍数を選択します。例えば【0.5x】を選択すると半分の速度のスロー再生になります。
早送り再生:早送り再生にするテキストアニメーション素材を選択し、【速度】をクリックして【早く】から速度の倍数を選択します。例えば【2x】を選択すると2倍の速度の早送り再生になります。
逆再生と組み合わせる
モジールで作成したテキストアニメーションの多くは、文字の出現アニメーションです。出現アニメーションは逆再生にすることで、テキストが消えるアニメーションとして利用できます。Filmoraなら、逆再生にするテキストアニメーション素材を選択し、【速度】をクリックして【逆再生】を選択すると逆再生になります。
このように、順再生の素材と逆再生の素材を繋ぐことで出現したテキストが消える演出を作ることもできます。こういった表現も簡単に作れてしまうのが、無料の動画編集ソフトやアプリとの大きな差となります。
さっそくやってみよう!
まずはモジールでテキストアニメーション素材を作ってみましょう。
https://ntako.net/mojiil-jp/
実際にやってみて、うまくできなかったり不具合を見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。